おもしろ言葉 〜こどものちから〜

2020年9月12日朝日新聞に子どもの言い間違いが「珍プレー」として紹介されていた。
確かに子どもといると、思わずほっこりする言い間違いに出会うことがある。
もちろん、それは言い間違いなのだが、そこに我々にはできない言葉を組み替える楽しさがある。
子どもはあたかも、毎日、毎瞬間、自分の能力の限界に挑戦しているかのように見える。
つかまり立ちを始めた。大人なら安定性をみて物に掴むが、子どもはそんな計算はしない。掴めるものが目の前にあればとにかくつかまって立つ試みをし、結果こけて頭を打つ。
ようやく歩き出した。おぼつかない足取りで。ゆっくりやればいいものを、先を急ぐかのように歩こうとして、こける。分かっていてもまたこける。多くは泣いて、数少ないが時に成功して破顔する。
失敗を考えずにとにかく前のめりにチャレンジする。
私にもそんな時期があったろうか。今は失敗、成功の計算に長けた賢い大人になってしまった。

さて、ここでは子どもの言い間違いを、前のめりなチャレンジのポジティブな産物として、皆で共有したい。
それは紛れもなく子どもの力だ。


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