世界一の紙芝居屋ヤッサンの教え 

安野侑志、髙田真理、『世界一の紙芝居屋ヤッサンの教え』、ダイヤモンド社、2024年
ヤッサンは紙芝居屋さんで今は息子さんのだんまるさんがその意思を引き継いでいる。この本自体は弟子の始毱さんがお師匠の言葉を集め、教えとしてまとめたもの。

教えのいくつかを以下に書き留めておく。


一所懸命やる

「心構え」ではなく「心が前」で臨む

話し合いではなく話試合、まるくおさめるんじゃなく三角におさめていく

過ぎなければ及ばざるが分からない。行き過ぎたら、ちょっと戻ればいい

しょうもないことをたくさん言え日記ではなく日死。一日の葬式、心のオシッコとして書く。一日一日生まれ変わるため

8時間の「自分時間」を確保する

蟻の一穴をあちこちからあけておけばいい。機が熟する、そのときまで

真愛(間合い)。本当の愛というのは相手に伝えるために間を空ける。相手を気遣い、相手の様子を一瞬確認すること

変でもいい。変なものが出てこないと、ずば抜けて面白いものは作れない

9歳の年輪を残した「おとな」になれ。年輪を響かせて、そこから新しいものを生み出していく

世の中そんなに辛く(からく)もない

やりたいことをやるには、いかに「やりたくないことはやらない」でいられるかに尽きる

今日一日をどれだけ大きく喜べるか。今、この瞬間を生きて、未来への「未知の道」を進むのだ


「話し合いではなく話試合、まるくおさめるんじゃなく三角におさめていく」あたりはオープンダイアローグにも通じるものがあると思った。

日死、心のオシッコは私もしてみようと思ったが、怠惰ゆえにできないかもしれない。

間合いでなく、真愛。その一瞥、一瞬のまなざしに真実の愛を感じる。

しびれます。