プロブレムに基づく

素寒さんとの対話のなかで表題が話題になりました.ある患者さんの夫の話です.

その方はもと看護師で,故人の夫は医師でした.満州に生まれ,戦時に医療従事者として務められました.戦後開業しましたが,外科も内科もお産も中絶術までもされたというのです.これにはたまげました.いくらGeneralistでも今の医療現場でアウスはしませんね.そして鼻腔異物や縫合は看護師の方が処置をしていたとのことです.

個人的な話をすれば,私の祖母は,開業したとき(これも戦後すぐ頃のことです)耳鼻科と眼科を掛け持ちしていた,と聞いたことがあります.後ほど耳鼻科だけを,やっていましたが.

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