1歳の世界

言い間違いではないのだが、息子@1歳の言語をまとめておく。
息子の世界はざっくりと以下の5つで構成されている。

ママ:母親への呼びかけにとどまらず、好きな人によびかけにも使われる。出会って3分間でも、好きになれば「ママ〜」と追いかける。色々困る。

ん〜ん〜:現状に満足できないときに発する。トランポリンでジャンプ遊びをしてほしいとき、寝る前にグミを食べたい時・ピルクルを飲みたい時などに発する。

ちっ:熱いものを指差しながら、とりあえず言う。とりあえず言いたいだけやろ、とツッコミを入れたくなるほど、必ず言う。

ち−ち:ちんちん。風呂上がりに触りながら「ち−ち」と嬉しそうに言う。寝る時に父のヘソを触りながら「ち−ち」と言うのは不可解。父は偉大である。

ない:1歳半頃に獲得。牛乳パックやコップが空ならば、「ない!」と勢いよくやる。

記録を参照し、まもなく5歳を迎える娘の歴史と比較してみよう。
娘は1歳4ヶ月頃には「落ちた」という動詞を覚えている。物をわざと落としては「落ちた」と発語し、楽しんでいた。
同じ頃、どこかに膝をぶつけたとき「ここ、ここ、ここ、が、ここに、がちーってした」と表現していた。動詞を使うどころか、主語と述語を組み立てている。
これは今1歳8ヶ月になった息子にもできない芸当である。
一般に、女児より男児の方が、言語習得が早いと言うが、我が家にもその傾向はみられる。
一方で、「無い」という形容詞を覚えたのは息子と同じく1歳半頃だ。
興味深い差異だ。

「無い」と言えば「死」についての娘との対話もいつか書こう。
娘が初めて死について自ら言及したのは、私の記録によると4歳になりたての頃だ。
ピアジェは7歳以降を具体的操作期とし、それまでを前操作期とした。
具体的操作期では言葉を巧みに利用できるようになり、抽象性がます。目の前に無いことも、言葉で持って考えられるという。
これから娘は死をどうするのだろう。
memento mori

2020/10/11 素寒